今日は2023年の最新版の巨大いちごパフェを紹介します。
食べログのカフェ百名店にも選ばれた名店「ザ・リビング」@千鳥町が誇る巨大いちごパフェ「座ったままでイチゴ狩り」。人気に奢らず、年々進化するパフェ。2022年版との違いも見比べてみます。
2023年2月4日(土)。
今日は「大人の休日会」。この会で毎年この時期に訪れるのが、東京都大田区千鳥町にある隠れ家的カフェ「ザ・リビング」さん。このお店では旬のフルーツを使った特大パフェが人気です。この時期のフルーツは「いちご」。「座ったままでイチゴ狩り」と名付けられた名物パフェを食べに行きます。
このお店を訪れるのは今回で6回目。いちごパフェを食べに来るのは3回目。「話のネタに一度食べてみるか…」ではないんです。スイーツ好きが何度もリピートしてしまう。その魅力をお伝えします。
「THE LIVING(ザ・リビング)」について
ザ・リビングは東京都大田区千鳥町、神奈川県との境あたりにある隠れ家カフェです。
お店のFacebookページには、
「ラグジュアリーホテルのクラブラウンジが突如街中に出現してしまったような異空間」をテーマにしております。
オリエンタルテイストのインテリア、全席ソファーシート、世界を旅して集めてきた上質な音楽、など、ハイクラスな方々がご満足いただけるクオリティのドリンクやスイーツをご用意して皆様のお越しをお待ちしております。
ザ・リビングFacebookページ
とあります。
街なかにあるカフェとは違った、高級感の溢れた店内も魅力です。
アクセス

ザ・リビングはJR京浜東北線・蒲田駅から、東急・池上線に乗り換えて3駅。千鳥町駅が最寄りです。
蒲田方面から向かうと、駅のホームを降りたら改札を出て、目の前の道を左方向へ。踏切を渡って、まっすぐ歩いていくと、道路の右手に「このこのリーフ」という託児施設が見えてきます。そのビルの2Fです。
千鳥町駅から徒歩で1分くらいです。(東急多摩川線「下丸子駅」からも徒歩6分くらいで行けるようです)
店舗外観

見た目はごく普通の住居用マンションです。入口に「THE LIVING」の看板が出ています。
普通すぎん?(笑) お店があるようには見えません。

お店の入り口にはステッカーが2枚。食べログカフェ百名店に2年連続(2021、2022)で選ばれた証のステッカーです。
店内の雰囲気


普通の住居用マンションのリビングダイニングを改造した感じです。飲食店という雰囲気はありません。
オリエンタルテイストでまとめられています。「贅沢な大人の時間を過ごせる空間」を標榜しているだけあって、落ち着いた雰囲気のお店です。まるでセレブのホームパーティーにお呼ばれしたみたいです。
写真のようなソファー席だけでなく、テーブル席やカウンター席もあります。グループでもカップルでもお一人様でも楽しめるようになっています。全部で20席くらい。
旬のいちごをなんと100個!巨大いちごパフェ「座ったままでイチゴ狩り」(2023年版)
「座ったままでイチゴ狩り」は、ザ・リビングがいちごの旬の時期だけ提供しているスペシャルなパフェです。旬のいちごをなんと100個!贅沢に使った、巨大ないちごパフェなんです。
このパフェ。巨大であるが故に一度では運べません。3回に分けて運ばれてきます。

まずはいちごパフェの土台部分。ここだけで大ぶりの苺を40個も使っています。使っている苺は「紅ほっぺ」です。

お次はシャンパングラスに注がれた「100%激ウマスムージー」。このスムージー1杯あたりに使っているいちごが5個。飲んでみると、トロっとした食感で、とにかく濃厚。いちごの旨味を凝縮させたドリンクです。スムージーはオプション(+500円)ですが、絶対に頼んだ方がいいですよ!

そして、最後にパフェ本体が運ばれてきます。どうですか?この堂々たる佇まい!お店の人も「倒さないように…」と緊張して運ぶんだそうです。
このセット全体で使われている紅ほっぺが100個!4人でシェアしても、いちご25粒/ひとり。今回は3人でシェアしたので、いちご33粒/ひとり!
パフェというと、「おこちゃまの食べ物」という印象を持つ方も多いでしょうが、そんなことはありません。見た目よりもサッパリしています。いちごの爽やかな酸味が印象的です。
最近、甘みを全面に押し出したいちごが増えていますが、酸味と甘みのバランスが良い紅ほっぺを使っているからでしょうね。そして、いちごの果肉のしっかりした食感も楽しめます。
パフェの中には、いちごのソルベ、バニラアイス、ストロベリーアイス2種、ピスタチオクリームなどが入っています。昔、レストランの食堂で食べたパフェの面影はありません。甘さや濃厚さは控えめで、いちごを楽しめるパフェになっています。大人のスイーツですね。
オーナーさんが言うには、
家族4人(夫婦と子供2人)で来ても、子供は最初の一口、二口を食べておしまい。あとはゲームをしている(苦笑)
残りの大半はお父さんとお母さんが食べることになる。だから、最後まで濃厚な味にしてしまうと、食べきれなくなる。
とのこと。
なるほど、子供が喜んで食べるのは、最初の一口、二口なんですね。だからこそ、あまり重くなく、大人の好みに合わせたパフェになっているんだ。納得しました!
「座ったままでいちごイチゴ狩り」のお値段
- いちごパフェ「座ったままでイチゴ狩り」(7,800円)
- 100%激ウマスムージー(500円)
訪問時(2023.2.4)のお値段です。
パフェ1台を4人までならシェアできます。今回は3人でシェアしたので、一人2,600円でした。スムージー(500円)を付けたので、合計3,100円ですね。
4人でシェアすれば、一人1,950円。スムージーを付けても2,500円までいきません。結構、お得だと思いませんか?
「座ったままでイチゴ狩り」は予約が必要
「座ったままでイチゴ狩り」は、事前予約が必要です。
THE LIVINGのFacebookページから予約することができます。
巨大いちごパフェ「座ったままでイチゴ狩り」の進化
ザ・リビングのいちごパフェを食べに来たのはこれで3回目。
このいちごパフェ。年々進化しています。まずは過去のパフェを振り返ってみましょう。
巨大いちごパフェ「座ったままでイチゴ狩り」の歴史(2020年-2023年)

最初に「座ったままでいちご狩り」を食べに来たのは2020年(令和2年)の2月2日。チョコレートクリームが見えます。今日、食べたパフェにチョコレートクリームは入っていませんでした。

2回目は2022年(令和4年)の2月5日。結構、生クリームが多かった印象があります。

そして、今回。2023年(令和5年)の2月4日。中程の緑色はピスタチオのクリームです。
巨大いちごパフェ「座ったままでイチゴ狩り」2023年版と2022年版の比較


ザ・リビングに伺うと、その時のパフェのイラストが描かれたポストカードをもらえます。全ての種類のカードを集めると、何か景品がいただけるらしいです。
昨年の写真が残っていたので、今年のものと比較してみます。
2022年(昨年度)バージョン | 2023年(今年度)バージョン |
スムージー4つ含めて1台で苺100粒使用 | →変更なし |
完熟いちごのジェラート | →変更なし |
ストロベリーアイスクリーム | →変更なし?(「ストロベリーミルクアイスクリーム」と記載) |
ストロベリーショートケーキアイスクリーム | →変更なし |
バニラアイス(with 全粒粉ビスケット、バナナチップス、ドライワイルドブルーベリー ) | →変更なし?(「全粒粉ビスケット」他の記載はなし) |
オーツミルクのクレームブリュレ【消滅】 | - |
- | 【NEW】ピスタチオカスタードクリーム |
- | 【NEW】ピスタチオのフィヤンティーヌ |
半割いちご | 【変更】スライスいちご |
生クリーム | →変更なし |
ベリーフレーバー紅茶の自家製ジュレ【消滅】 | 【変更】ハイビスカスのジュレ |
クランベリーと苺の自家製コンフィチュール【消滅】 | 【変更】いちごとMIXドライフルーツのコンポート |
クレームブリュレやコンフィチュール(ジャム)がなくなっていますね。
新顔はピスタチオ系のアイテム。ピスタチオカスタードクリームは同行した女性陣に好評でしたね(モタモタしていたら全部食べられてしまいました…)。因みに「フィヤンティーヌ」はクレープをフレーク状に砕いたものです。
文字の字面では変わっていなくても、細かい内容は変わっているかもしれません。もっと大きいのは同じアイテムを使っていても量のバランスが変わっていることです。クリーム類のボリュームが減って、口当たりが全体的にさっぱりしたように感じます。
以前は3人でシェアすると、少食の人がいると食べきるのが大変だったんですよ。でも、今回はそんなことはなく、美味しく完食しました!
「ザ・リビング」の感想
ザ・リビングの「座っただけでイチゴ狩り」。3回目の実食でしたが、今回も楽しめました。優雅な空間で極上のイチゴを味わう。なんて贅沢なんでしょう。
1月から5月。苺の旬の時期だけ食べられる巨大イチゴパフェ。お友達、ご家族とお誘い合わせの上、食べに行ってみてくださいね。
次はシャインマスカットの時期(9月から10月)に訪れたいと思います。
追記:「ザ・リビング」のエッグベネディクト

ザ・リビングはパフェだけではなく、軽食も美味しいんですよね。今回もパフェの前に、エッグベネディクトをいただきました。カレーライスやシンガポールチキンライスもおススメです。お店を訪れた際には、パフェだけでなく、軽食もお召し上がりくださいね。
今回も美味しゅうございました。
住所: 東京都大田区千鳥1-19-5 フラット千鳥2F
電話: 03-3255-1201
営業時間: (平日)11:00~17:00、(土日祝)9:30~18:00
定休日: なし
ウェブサイト: THE LIVING ホームページ
SNS: ザ・リビング(Facebook)