今日は新宿駅近くにある洋食レストラン「日光金谷ホテル クラフトグリル(NIKKO KANAYA HOTEL CRAFT GRILL)」を紹介します。
このお店では大正時代の秘伝のレシピを再現した「百年カレー」が名物です。カレー専門店のカレーとは一線を画する、洗練されたホテル洋食のカレーをランチで楽しんできました。
2022年5月3日(火)。
今日は新宿でランチ会。4月29日(金)に開催した「士業ブランディングセミナー」の講師4人で打ち上げです。
このセミナー、ご多分に漏れずウェビナーです。非常に手応えのあるセミナーだったんですが、セミナー後に打ち上げというわけにもいかず…。「せっかく、一緒にセミナーを開催したんだから、打ち上げくらいやりましょうよ」と声をかけ、ランチ会が実現しました。
4人の講師のうち、お二人とは初対面。一つの仕事を成し遂げた仲間と食事をしながら語り合う。こういうのもランチ会の楽しみの一つですよね。
「日光金谷ホテル クラフトグリル」について
日光金谷ホテル クラフトグリルの公式サイトによると、
小山薫堂がプロデュースする「日光金谷ホテル」の協力のもと、クラフト(=手作り)をコンセプトにしたレストラン。【伝統と革新】をテーマに、100年以上にわたって受け継がれてきた「百年ライスカレー」など”日本の洋食”とフレンチをベースとしたオリジナリティーの高い料理を提供しております。
NIKKO KANAYA HOTEL CRAFT GRILL| 公式サイト
日光金谷ホテルと言えば、1873年(明治6年)に開業した老舗ホテル。創業から約150年もサービスを提供し続けているって凄くないですか? 1世紀半もの間、お客様に愛されているってことですからね。
創業当初の明治初期はまだ西洋料理も珍しかった時代。日本の「洋食」のトップランナーを走り続けた日光金谷ホテルの協力のもと提供される伝統のお料理を楽しませてもらいましょう!
アクセス
「日光金谷ホテル クラフトグリル」へは新宿駅の南口か東南口を利用するのが便利です。新宿駅の南口を出ると手前は甲州街道。道路を挟んで向こう側にはNEWoManとバスタ新宿が見えます。
バスタ新宿を正面に甲州街道を左方向へ進みます。
しばらく歩いていくと、左手に大塚家具の新宿ショールームが見えてきます。それを通り越したところで左折。細い路地を入っていくと右手にBEAMS JAPANのビルが見えてきます。その地下一階に日光金谷ホテル クラフトグリルがあります。
僕はJR新宿駅を使いましたが、地図を見ると、JR新宿駅より東京メトロ・都営地下鉄の新宿三丁目駅の方が近そうです。
店舗外観
店名からはホテルの中のレストランを想像してしまいますが、そうではありません。一般的な商業ビルの中にあります。日光金谷ホテルの提携店のようですね。クラシカルな雰囲気の入り口です。
お店は地下一階にあります。階段を降りてお店へ。
店内の雰囲気
お店の中に入るとこんな感じ。店内は暗めでレストランというよりダイニングバー。スタイリッシュな雰囲気です。
お店の公式インスタグラムに店内の写真がUPされていました。なかなかおしゃれなデザインの空間でしょ?
オープンキッチンになっています。調理場で料理が作られていく様を眺めるのも楽しいですよね。
日光金谷ホテルのランチメニュー
ランチのコースメニューは2種類。
- 金谷ホテルランチコース(3,850円)
- 金谷ホテルコース(9,900円)
金谷ホテルランチコースは、
- 日光湯葉とサーモンのサラダ
- 本日のスープ
- 大正カニクリームコロッケット
- 新宿百年ライスカレー
- 自家製ガドーショコラ
- カフェ
のセットになっています。
「金谷ホテルコース」はこれに魚料理(オマール海老のグリル)、肉料理(黒毛和牛フィレ肉のステーキ)のメイン2品がついた豪華版。サラダもカルパッチョに変更されます。
今回は人気No.1ランチコースの「金谷ホテルランチコース」にしました。
日光金谷ホテルのランチで楽しむ、名物「百年カレー」!
では、日光金谷ホテルの「金谷ホテルランチコース」を紹介していきます。
日光湯葉とサーモンのサラダ・本日のスープ
まずはサラダとスープから。
サラダには大ぶりのサーモンが一枚トッピングされています。
サラダに湯葉を使っているのは珍しいですよね。湯葉は日光の名物。調べてみると、日光では「湯葉」ではなく、「湯波」と書く方が多いようです。ドレッシングがピリッと辛味が効いた独特の味わいで印象的でした。
スープはコンソメスープ。玉ねぎの甘味を感じるスープです。
大正カニクリームコロッケット
お次は洋食の定番「カニクリームコロッケ」。
「コロッケット」という独特な名前が気になります。普通、「クロケット(Croquette)」って言いませんか?「大正」時代の発音の名残なのかな。
ピンポン玉くらいの上品で可愛らしいコロッケです。割ってみると、中はこんな感じ。
実はヤマダはクリームコロッケって、さほど好きではないんですよ(苦笑) じゃがいものホクホク食感が残っているお肉屋さんのコロッケの方が好き。
ただ、このコロッケはベシャメルソースのタネがしっかりしていました。粘度が高いといいますか。やわらかすぎないので食べやすい。口に入れると、ふんわりとカニの風味。好みの味でした。
ただ、このサイズで一つだと、少し物足りないですね。2個は食べたい(笑)
百年カレー(新宿百年ライスカレー)
そして、このコースのメインは名物「百年カレー」。
2003年に日光金谷ホテルの蔵の中から発見された、大正時代の秘伝のレシピを再現したものだそうです。
ライスは、
- レーズンバターライス
- 刻み漬けライス
- 雑穀米
- 白ライス
の4種類の中から選べるようになっています。
ヤマダはレーズンバターライスをチョイス。バターを使っているせいか表面がテカテカしていますね。カレーライス用だからか、わりと固めに炊いたライスです。深みのある黄金色。美味そうです。
「ザ・ホテルの洋食」ですね。インドカレー専門店のカレーのようなスパイシーで、刺激的で、サラッとしたカレーではありません。マイルドで、旨味が強く、濃厚な欧風カレーです。フレンチをベースにしてるんでしょうね。日本人の口に合う日本の洋食になっています。
動画を視てもらうと、ルーの濃厚さが伝わると思います。色々な食材からの旨味が溶け込んだ奥深い味わいのカレーでした。
デザート
レギュラーメニューではガトーショコラです。
でも今回はアニバーサリー仕様。「セミナーお疲れさまでした」のメッセージが入ったショートケーキでした。一つのケーキを切り分けてシェアする。セミナーの打ち上げにはピッタリの演出になりました。
「日光金谷ホテル クラフトグリル」の感想
ヤマダは少食なので、ちょうどよい分量でした。ただ、健啖家の男性には量的に物足りないかな(笑)
それでも新宿の駅近で雰囲気の良い空間。気の合った仲間とのランチ会にはもってこいのお店です。大正時代から受け継がれる秘伝のレシピ・百年カレーをぜひ食べに行ってみてください。
美味しゅうございました!
住所: 東京都新宿区新宿3-32-6 B1F
電話: 03-5361-7548
営業時間: ランチ 11:30~15:00(L.O.14:30)/ディナー 17:00~23:00(L.O.22:00)
ウェブサイト: NIKKO KANAYA HOTEL CRAFT GRILL
SNS: 新宿 日光金谷ホテル CRAFT GRILL(インスタグラム)
日光金谷ホテル クラフトグリルのネット予約
日光金谷ホテル クラフトグリルはネット予約をすることができます。
OZmallは予約可能なランチが10プランもあり、バリエーションが豊富です!(2023.12.7現在)