今日は東京・千駄木のおにぎりcafe「利さく」を紹介します。コンビニのおにぎりとは一線を画するこれぞニッポン伝統の味、the・おにぎりが自慢。週替りランチはおにぎり2つにメイン料理とお惣菜3品が付いたセットメニュー。お味噌汁を追加しても1,000円。お得なセットです。
2022年12月16日(金)
最近ちょくちょく訪れる、東京・千駄木。下町ながらの面白そうなお店がたくさんあります。昔ながらの老舗もあれば、谷根千(谷中・根津・千駄木)散策の人を目当てにした若者向けのお店も。
今日は何度かお店の前を通って気になっていた「おにぎりcafe 利さく」さんへ。「おにぎり」という庶民の味を、どうやって人を集める商品・売り物に仕立てているのか。「おにぎり」なのに、なぜ「カフェ」なのか。気になりますね。興味津々です。
おにぎりcafe「利さく」について
「利さく」は千駄木にあるおにぎりをメインとする「カフェ」です。
お店の公式サイトには、こだわりのポイントとして、
お米は群馬県産コシヒカリ、産地から直接取り寄せた素材を使用。
利さくのこだわり|おにぎりcafe利さく
利さくでご提供するメニューは、おにぎりはもちろん、サイドメニューもすべて手作り。
羽釜で炊いたごはんで握り方にもこだわり、ひとつひとつ愛情込めて毎日丁寧に握っています。
とあります。
素材にこだわっていることが伝わってきます。素人のヤマダにもその違いがわかるかな。早速、入ってみましょう。
アクセス
「おにぎりcafe 利さく」は東京の下町・谷根千(谷中、根津、千駄木)の一角、千駄木にあります。東京メトロ・千代田線の千駄木駅から歩いて1-2分の場所にあります。
千駄木駅の1番出口を出て、正面の大きな道路、不忍通りを南下していくと右手にお店があります。
店舗外観
「おにぎりcafe 利さく」の外観。ウッディーな外観。古い木材を使った縦格子。ストライプ状のフェンスと水色の看板が目印です。猫の後ろ姿をモチーフにしたロゴがカワイイ。
黒板に書かれたメニューに温かみを感じます。
店内の雰囲気
シンプルでスッキリした店内。僕はお一人様だったので、お店を入って左手のカウンター席に案内されました。でも、奥にはテーブル席もあります。ご家族、カップル、グループでの利用も可能です。
「利さく」のメニュー
調理をしているのは店主さん一人だと思うんですが、メニューはかなり豊富ですね。おにぎりはもちろん、スープや惣菜もあります。バリエーションに富んだメニューです。
「利さく」のおにぎり
「利さく」のメイン・おにぎり。
おにぎりの具ってこんなにあったっけ?実に36種類!単に種類が多いだけでなく、他ではあまり見かけない、オリジナリティに溢れた具もあります。メニューを見ているだけでも楽しいですね。一部を紹介します。
- 塩むすび のりなし(180円)
- もっちり玄米 のりなし(250円)
- 紀州土用梅(200円)
- 昆布おかか(200円)
- 鮭(220円)
- 瑞穂野ポークのそぼろ(220円)
- じゃこ(230円)
- 葉唐辛子(230円)
- 深川 |あさりの佃煮(230円)
- 鮭明太(250円)
- クリームチーズたらこ(250円)
- たらこ(250円)
- 明太子(250円)
- 豚キムチ(250円)
- 焼きみそおこげ のりなし(250円)
- 炙りみそにぎり のりなし(250円)
- ちりめん山椒(290円)
- すじこ(300円)
- 鮭すじこ(320円)
- すじこ納豆(360円)
梅、おかか、鮭、たらこのようなオーソドックスな具から、ポークのそぼろや深川、クリームチーズたらこ、といった変わり種も。最高価格のすじこ納豆は360円です。
僕が次に狙っているのは、「焼きみそおこげ」。炙った味噌にぎり。想像しただけでも香ばしい香りが漂ってきます。
詳しくは、お店のメニューをご覧ください。
お品書き|おにぎりcafe 利さく
ランチメニュー
11:00-14:00の間はランチメニューが提供されています。ランチメニューは3種。
- 週替わりランチ(850円)
- Aセット|お好みのおにぎり2個+お好みのスープ(850円)
- Bセット|お重(お惣菜4種盛り)+お好みのおにぎり1個+お好みのスープ(1,150円)
から選べます。お腹のすき具合や好みに合わせて選べるのが嬉しいです。
セットメニュー
また、ランチタイムも含め、11:00-20:00まで提供されているセットメニューもあります。セットメニューは5種類。
- お重セット|4種のお惣菜の特製お重+お好みのスープ(900円)
- おかず特重セット|『逸品おかず』と3種のお惣菜のお重+お好みのスープ(1,150円)
- おかず重セット|『おかず』と3種のお惣菜のお重+お好みのスープ(1,100円)
- スープセット|お好みのおにぎり2ヶ+お好みのスープ(900円)
- 利さくプレート|お好みのおにぎり2ヶ+甲斐美桜鶏のグリル 又は 銀だらの味噌焼き+4種のお惣菜小鉢+お味噌汁+デザート(1,700円)
おかず特重セットの「逸品おかず」は、大山地鶏つくねとブリの照り焼きから、おかず重セットの「おかず」は、豚の角煮、鶏肉の田舎みそ焼き、サバの塩焼きのから選ぶことができます。よりどりみどり!
「利さく」の週替りランチセット
初訪問のヤマダは週替りランチと、合わせみそのみそ汁をオーダーしました。
週替わりランチは、おにぎりは「もっちり玄米」は固定で、これに「お好みのおにぎり」を1つ付けられます。「お好みのおにぎり」は、さっき紹介した豊富なおにぎりメニューからどれでも。値段を気にせず選び放題です。ヤマダは「鮭明太」をチョイス。
メインはサーモンのソテー・柚子みそソース。お惣菜は、卵焼きと自家製のお新香に青菜のおひたし。
日本人ならこれで十分。特に昼飯は。普段は食べすぎなんだなと思いました。
おにぎりってコンビニでも気軽に買えるでしょう。ホントに身近な食べ物。でもね。ここのを食べると、「あぁ。おにぎりってこうだったな…」って思い出すんですよ。昔、母親につくってもらったおにぎりをね。
写真から伝わると思うんですが、ここのおにぎりは丸々としています。そして、みっちりとお米がつまった感じ。密度。でも、決して硬さや食べにくさは感じさせない。かぶりつくとほろほろと崩れていく。食べやすいんですよね。
型で整形した、弱々しい、「おにぎりもどき」とは別物です。人が手で握った、愛情と力強さを感じられるおにぎりです。
美味しゅうございました。
「利さく」の感想
どこでも食べられる「おにぎり」を商品にするのって難しいと思うんですよ。みんなが知ってるから特徴を出しにくいし、独自の価値を感じてもらいにくい。
でも、ここのはストレートにおにぎりの美味しさを思い出させてくれますね。素材の良さや作り手の丁寧な仕事があるからだと思います。「あんたがコンビニで買ってるのはおにぎりじゃないからな」という声が聞こえました(笑)
これから千駄木にはちょくちょく訪れる予定。またここで、違うおにぎりを味わってみたいですね。
古き良き、日本の伝統を味わってみたい方はぜひ行ってみてください。テイクアウトもやってるみたいですよ!
テイクアウト|おにぎりcafe 利さく
住所: 東京都文京区千駄木2-31-6
電話: 03-5834-7292(予約可)
営業時間: 8:00~20:00
定休日: 水曜日
ウェブサイト: 利さく
SNS: おにぎりcafe 利さく DA 重昭(Twitter)
oniigiri cafe risaku(Instagram)
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