今日のお店は東京・千駄木のイタリアンレストラン「il ristopastificio da H(イル・リストパスティフィーチョ・ダ・アッカ)」。
ここはこだわりのパスタ工房。今回いただいたのは「グラニャーノ産 極太スパゲットーニ 魚介のソース」。濃厚な魚介の旨み、食べごたえがあるパスタです。
2023年2月28日(火)
今日は術後検診で千駄木の病院へ。
診察は午後イチ。ということで、前々から行きたかったイタリアンへ。「il ristopastificio da H(イル・リストパスティフィーチョ・ダ・アッカ)」さん。このお店はね。匂うんですよ。こだわりの香りが。僕の美味いものセンサーにビンビン反応します(笑)
8日間の入院明け。ずっと病院食だったからね。どうしても単調になりがち。今日は思いっきり美味いものを楽しみます!
「il ristopastificio da H(イル・リストパスティフィーチョ・ダ・アッカ)」について
「il ristopastificio da H(イル・リストパスティフィーチョ・ダ・アッカ)」は東京メトロ千代田線・千駄木駅そばにあるイタリアンレストランです。
お店の公式サイトには、
イル・リストパスティフィーチョ・ダ・アッカ は、
Pastificio パスタ工房 のある Ristorante イタリア料理レストラン。
ラザニアやニョッキは、どこか懐かしいイタリアのおばあちゃんの味。
卵黄で捏ねたフェットチーネは、季節の食材とともに華やかに・・・
店内の工房で作る「生パスタ」を中心に、イタリア各地の料理とワイン、自家製パンやドルチェなど「手作りの美味しさ」をご提供します。
il ristopastificio da H
とあります。
とっても長い店名ですが、パスタ工房(パティスフィーチョ)があるレストラン(リストランテ)だから、「リストパスティフィーチョ」なんですね。なるほど。
アクセス
「イル・リストパスティフィーチョ・ダ・アッカ」は東京メトロ千代田線・千駄木駅から歩いて1-2分。一番出口を出て正面の不忍通りを南下。根津・上野方面に歩いていくとすぐです。隣は整骨院。対面に「なか卯」があります。
店舗外観
青い扉、青い窓枠が目印です。南欧の海辺のレストランをイメージさせます。扉の脇には「H」の文字が。「H」はイタリア語で「アッカ」。
ランチメニューは日替わりのようです。パスタの種類は3種類。店頭の看板でその日のメニューを確認することができます。
店内の雰囲気
客席は一列のカウンターテーブルのみ。シンプルで清潔感・落ち着きのある空間です。僕はこういうお店、好きですね。
僕の席の正面がパスタ工房の作業場。パスタ打ちの作業台があって、パスタマシンやパスタ作りの道具、この店で作られた生パスタなどが見えます。お店の前の道を歩いていると、オーナーさんが作業をしている姿を覗けたりします。
「イル・リストパスティフィーチョ・ダ・アッカ」のランチメニュー
ランチメニューの構成は、前菜、自家製パン、メインのパスタです(1,800円+税)。
ランチメニューは日替わりで、今日のラインナップは、前菜が、
- 岩手県産 岩中豚の自家製プロシュットコット ヴェネト風キャベツの蒸し煮添え
パスタが、
- ボローニャ風ラザーニャ
- グラニャーノ産 極太スパゲットーニ 魚介のソース
- タリオリーニ 玉ねぎとスペイン産パンチェッタ たっぷりのグラナパダーノチーズと
メニューを読んでいるだけで楽しくなってきませんか? どんなパスタが出てくるのか、ワクワクします。
今日のランチで使うパスタも見せてくれます。左が極太スパゲットーニ、右がタリオリーニです。
「イル・リストパスティフィーチョ・ダ・アッカ」のパスタランチ
岩手県産 岩中豚の自家製プロシュットコット ヴェネト風キャベツの蒸し煮添え
まずは「プロシュットコット」から。
プロシュットというと、生ハムをイメージしますけど、「コット」は加熱。「プロシュットコット」は加熱したハムのことです。かなり分厚く切ってあります。塩味は最小限で、豚肉本来のお味を楽しめます。
そして、「キャベツの蒸し煮」。
これ、美味しいです!「プロシュットコット」とは打って変わって複雑なお味。日本ではあまりない味付けですね。食通じゃないんで、この味をどう表現すればいいのかわからないんですけど(苦笑)
「ヴェネト風」とあるので、ヴェネチアのお料理なのかもしれません。
前菜からこの感じだと嬉しい。この後のメイン、パスタに期待しちゃいます。
グラニャーノ産 極太スパゲットーニ 魚介のソース
パスタは魚介のパスタにしました。
魚介のパスタだから、あっさりしたイメージなのかと思いきや、この外観。真っ白なお皿にソースで絵が描かれていて、盛り付けはおしゃれなイタリアン。
でも、一口食べてみると、濃厚な魚介のソースが極太のスパゲットーニに絡まった、ガッツリ系。まるで魚介系の濃厚つけ麺でも食べているような。
つけ麺みたいにスープに漬けるのではなく、パスタの表面に絡まるソースだけで、この濃厚さを出せるってすごい。魚、アサリ、いか・たこなどの小さ目にカットされています。具材もソースの一部としてパスタに絡まる感じ。極太のスパゲットーニとの相性も抜群。これぞ匠の技でございます。
昔、中村俊輔選手のプレーを観るために、一度だけイタリアに行ったことがあります。レッジョ・カラブリア(イタリアの南部。長靴のつま先辺り)まで。レッジーナの選手たちもよく行くという、海辺のレストランに連れて行ってもらいました。その時に頼んだのもシーフードパスタ。
「本当のアルデンテって、こういうのを言うんだろうな」とすごく感動したのを覚えています。ただ、このパスタは塩味でオリーブオイルを使ったあっさり系。シンプルな味付けですごく美味しかったけど、今日のはまるで違う。
聞けば、シェフは北イタリアで修行されたとのこと。同じイタリアでも南と北ではだいぶ雰囲気が違いますよね。今日のは北イタリアっぽい濃厚系でした。
フリッテッレとミルクのジェラート
せっかく、イタリアンに行ったらドルチェ(デザート)を味わいたいですよね。
本日のドルチェは「フリッテッレとミルクのジェラート」(600円+税)
茶色いのは「フリッテッレ」。名前はうろ覚えなんですが。多分(笑)
イタリア風の揚げドーナツです。表面はしっかり揚げ固めてありますが、ホックリとした揚げ上がり。なんだろう。すごく爽やかな揚げ菓子です。レモンでも入っているのかな。すごくフルーティーな感じ。
そして、ミルクのジェラート。これも甘さ控えめ。ミルクのさっぱりとした味わいを楽しめるジェラートです。
やっぱ、食後はデザートだね。満足満足。
美味しゅうございました。
「イル・リストパスティフィーチョ・ダ・アッカ」の感想
魚介の濃厚パスタ、美味かったです。めちゃくちゃ満足感があります。久しぶりに美味いものに出会ったという感じです。このお店は間違いなくおすすめですよ。僕の再訪も決定!
こだわりのあるシェフさん、良心的なお値段。こういうお店には頑張って欲しいです!
住所: 東京都文京区千駄木2-39-2 パステル千駄木1F
電話: 03-4291-9505(予約可)
営業時間: 月・火・金・土(ランチ 11:30~14:00、ディナー 18:00~22:00)
木(ディナーのみ 18:00~22:00)
日(ランチ 11:30~14:00、ディナー 18:00~21:00)
定休日: 水曜日
ウェブサイト: il ristopastificio da H
SNS: il ristopastificio da H(Instagram)
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