今日のお店は東京・神楽坂の焼き鳥屋「炭寅 神楽坂店」。
神楽坂の中ほどにある、おしゃれな雰囲気、小ぎれいなの焼き鳥屋さんです。女性のお客さんも多数。
今回いただいたのは人気のコースメニュー「逸品コース」です。炭寅のイチオシ「みつせ鶏」を存分に楽しめます。
2023年3月13日(月)。
今日は人妻と夜の密会(違)
従妹の洋子さんに呼び出されて神楽坂へ。
最近、親戚付き合いもすっかり少なくなって、たまに会うのはこの人くらい。この人、何故か、うちの母親と仲がいいんだよね。二人で食事に行ったりして。まぁ、おやじも死んでしまったし、かまってくれるのはありがたいことだよ。
今日は親戚ならではの相談があるそうで、珍しく僕が呼び出されました(笑)
お店は焼き鳥屋さんらしい。でも、女性が選ぶ店だから、僕らおっさんが行くような、新橋のガード下の焼き鳥屋とは違うんだろうね。楽しみ。
「炭寅 神楽坂店」について
「炭寅 神楽坂店」はJR・東京メトロの飯田橋駅から徒歩圏、神楽坂の中ほどにある居酒屋さんです。
お店の公式サイトには、
佐賀から毎日仕入れる「みつせ鶏」を備長炭で丁寧に焼き上げる焼き鳥は、コクと風味が違います!
炭寅 神楽坂店(公式)
博多で創業20年以上の『本格焼鳥』と『水炊き』
とあります。
炭寅は博多を中心に展開している焼き鳥屋さんで、東京ではここ神楽坂店と二子玉川店があります。
そして、この「みつせ鶏」。炭寅の創業者が自ら開発した鶏なんですって。毎日、佐賀から仕入れているようです。フランスの赤鶏に由来し、適度な食感・歯ごたえを持ち、風味が強い鶏だそうですよ!
アクセス
「炭寅 神楽坂店」はJR総武線、東京メトロ飯田橋駅から徒歩3-4分。JR飯田橋駅なら、西口を出て右折。橋を渡ってそのまま神楽坂を登っていくと、右手にお店があります。
僕は都営大江戸線の牛込神楽坂駅から。A3出口を出たら通りに沿って右へ。神楽坂上の交差点を右折し、神楽坂を飯田橋方面に下りていくと、左手にお店があります。駅から歩いて5分くらいで着きます。
店舗外観
上島珈琲店の隣に、控えめな看板が出ています。階段を降りて地下に入ります。
地下に降りるとこんな感じ。和風居酒屋の雰囲気です。
店内の雰囲気
今日は二人ということでカウンター席に通されました。直線部分が長いL字型のカウンター席。この背中側にテーブル席、左手奥には半個室のテーブル席があります。正面にお酒の列。各種取り揃えているようです。
「炭寅」コース料理のメニュー
- 焼き鳥コース(3,500円)
- 逸品コース(3,500円)
- 水炊きコース(4,000円)
3つのコースメニューがあります。
焼鳥5串とつくねがメインの「焼き鳥コース」。お酒を飲む人、焼鳥好きな人はこれですね。焼鳥3串とつくねに、お料理が2品、締めはうどんの「逸品コース」。こちらはお料理を楽しみたい人に。
そして、焼鳥4串とつくねに、水炊きと雑炊がついた、豪華「水炊きコース」です。
「炭寅」のドリンクメニュー
- 焼酎(米、麦、芋)
- 日本酒
- ビール
- ウイスキー
- 果実酒
- サワー
- カクテル
アルコールは一通り揃っています。
- 沖縄フルーツサワー(沖縄)
- カボスサワー(大分)
- 博多いちじくサワー(福岡)
- 長崎びわサワー(長崎)
- 日向夏サワー(宮崎)
- 温州みかんサワー(佐賀)
九州名産のフルーツを生かしたサワーもあります(638円)。
- 奇跡の梅ソーダ
- 奇跡のレモンソーダ
- 蜜りんごソーダ
下戸の僕はもっぱらノンアルコールで。蜜りんごソーダや奇跡の梅ソーダをいただいていました(528円)。
炭寅の「逸品コース」
洋子さんは「逸品コース」を予約していたみたいですね。
この「逸品コース」は炭寅の人気メニューが詰まったコースです。
前菜三点盛り
まずは付け出し。前菜の三点盛り。
左は根菜の炊き出し。ほっとする味。こういうのが小鉢で出てくるとうれしい。
中央が菜の花の酢味噌和え。しっかりした酸味の酢味噌。これ、美味いね。菜の花が春を感じさせます。
右が鶏の和え物。
みつせ鶏の焼鳥三串
- 鶏とろ
- つなぎ
- もも(塩)
焼鳥三串。日替わりで、おすすめの焼鳥を出してくれます。今日は鶏トロ、つなぎ、もも(塩)の三種。
鶏とろ。羽根身(胸肉)の一部で、かなり希少な部位とのこと。表面はかりっと焼き上がっていて、噛むとパリッとした食感。中はしっとり。強めに打った塩が鶏の美味みを感じさせてくれます。
つなぎ。心臓と肝をつなぐ筋らしい。おもしろい食感。弾力がある歯ごたえが魅力。濃いめのタレとよく合います。
もも(塩)。僕は焼鳥と言ったら「もも」だなぁ。普通すぎます? でも、美味いんだもの。王道ですよね。
みつせ鶏。全体としてしっかりとした歯ごたえがあります。でも、硬さは感じない。ほどよい食感とうま味のバランスが良い鶏ですね。
みつね鶏つくね 卵黄添え
つくね。結構、好きなんですよ。お店ごとの個性が出る一串なので。
ここのは、まぁるくて大きなつくね。色々な部位の肉を混ぜているそうで、食感が楽しい。これも濃い目のタレがたっぷり。横に添えられた卵黄を崩して混ぜながら食べると、マイルドな味わいになって美味しいですよ。
山芋の磯辺揚げ
山芋の磯辺揚げ。中身が餅ではなく山芋なので、パキパキ、さっぱり。箸休めというか、鶏休めにいい一品(笑)
もも肉の手作りピリ辛ラー油がけ
もも肉の手作りピリ辛ラー油がけ。焼鳥を一通り食べた後の鶏もも。わりとボリュームがある小鉢。手作りのラー油と薬味がいい。和風のよだれ鶏、ですね。
みつせ鶏スープの五島うどん
締めはうどん。細めのうどんに、鶏のあっさりしたスープが合います。美味しゅうございました。
究極の焼き玉子プリン
最後にデザート。究極の焼き玉子プリン(473円)を。
うどんで結構、お腹がいっぱいになり、そこで終わりにしようと思ったんですが…。
締めのうどんが運ばれてくる頃、仕事が終わった洋子さんの旦那さんが合流。遅れを取り戻そうとでもいうのか、豪快に料理を平らげていきます。で、「アップルパイ バニラアイス添え」なんかを頼むものだから、つられてついつい(笑)
さすがに、流石にアップルパイは重そうだったので、プリンにしました。これも新鮮玉子を使っているのですよね。クレームブリュレのように、表面をキャラメリゼしてあります。スプーンを入れるとパリパリっと。中はトロっとした食感。程よい甘み。やっぱり最後は甘いもの。デザートですね。
ここで改めて。美味しゅうございました!
「炭寅 神楽坂店」の感想
結構、お腹いっぱいになりました。満足満足。
3,500円でこのメニューならお手頃だと思いますよ。神楽坂、小綺麗なお店。女性と連れ立って行くのもよさそうですし、少人数の飲み会でも。
最近、思うんですよ。僕みたいな下戸は、お酒を飲む人より割安に楽しめるんだなと。2-3,000円は違うんじゃないですか? 飲めない分、お料理に全振りできますからね(笑)
住所: 東京都新宿区神楽坂3丁目2 木村屋ビル B1
電話: 03-3513-0985
ネット予約: 炭寅 神楽坂店|ぐるなび
営業時間: 月、水ー日(17:00〜23:00 <L.O 22:00>)
定休日: 火曜日
ウェブサイト: 炭寅 神楽坂店
SNS: 炭寅 神楽坂店(Instagram)