今回紹介するお店は東京・南千住の「紅茶と焼菓子のcafe shukran(シュクラン)」。予約至難の隠れ家カフェです。
今日いただいたのは週替りのスイーツプレートと紅茶のセット。そろそろシーズン終盤のイチゴと柑橘を使ったスイーツ、こだわりの紅茶を楽しんできました。
2023年4月22日(土)。
今日は地元・荒川区南千住のお店を開拓することに。
南千住は食に乏しい。飲食店が少ない。そう嘆いていたら、ある情報を小耳に挟みました。僕のお友達、同期合格の女性弁理士さんがこのお店に通っているらしい。食に乏しい南千住くんだりまでグルメ女子がわざわざ通ってくるということは…。一度は行ってみる価値があるお店なんですよ、きっと。
ただ、このお店。週末の土日だけ開店、完全予約制、しかも3部入替制。予約は木曜21時にインスタのDMでのみ受付、となかなかにハードルが高いお店。簡単には入れてもらえません。僕も5度目のチャレンジでようやく入店権をゲットしました。
ふらっと立ち寄っても入ることができない隠れ家的カフェ。予約至難店の実力はいかに!?
「紅茶と焼菓子のcafe shukran(シュクラン)」について
「紅茶と焼菓子のcafe shukran(シュクラン)」は紅茶専門、週末の大人限定喫茶です。
お店のインスタには、
お茶やハーブ、旬のフルーツを使用したスイーツをお作りしてます。
紅茶と焼菓子のcafe Shukran(Instagram)
皆様の週末の息抜きのお手伝いができますように。
とあります。
紅茶にこだわりがあるお店。スイーツも手作り感満載の匂いを感じます。入れるのは大人だけ。週末の息抜き、癒やしの時間を味わえるお店のようです。
アクセス
「シュクラン」の最寄りはJR常磐線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレスの南千住駅。JRの改札を出たら右手、日比谷線北口改札、つくばエクスプレスの改札を出たら左手にバスロータリーがあります。ここを正面に見て左方向へ大きな通りに出たら右折、しばらく歩いていくと左手にあります。3階建ての建て物。隣は自転車の駐輪場。お店っぽくないので、見落としませぬよう。駅から歩いて2分くらい。
店舗外観
階段下にお店の案内板が出ています。外階段で2Fに上がってください。
店内の雰囲気
店内風景は撮影禁止のため写真はなし。住居用マンションの一室といったイメージ。ベランダにテラス席、テーブル席が3卓、ソファー席が1卓。詰め込んでも、10人で満席になるような小さなお店です。
ベランダにテラス席があるのがいいですね。テラス席には観葉植物、店内にはドライフラワー。癒やしの雰囲気満点です。
「Cafe shukran(シュクラン)」のメニュー
- スイーツプレート(1,800円)
- 紅茶各種(700円前後)
スイーツプレートに1ドリンク(別料金)をセットでオーダーするシステムになっています。ドリンクは紅茶だけ。紅茶はポットで提供されるので、2杯は楽しめます。
「Cafe shukran(シュクラン)」のスイーツプレート
左から時計回りで。
- アールグレイのロールケーキ
- 柑橘とブランマンジェ
- スフレチーズケーキ
- クッキー
- ヨーグルトソース
スイーツプレート。メインは3品。ロールケーキ、ブランマンジェ、スフレチーズケーキ。
ロールケーキの生地にはアールグレイの茶葉が練り込んであります。クリームもアールグレイを使った紅茶風味。いちごは2種類使っているというこだわりよう。クリームの中に入っているのは紅ほっぺで、ケーキに添えてあるのはとちおとめだそう。紅茶のクリームと紅ほっぺの酸味がよく合うんだな、これが。
ブランマンジェは優しいマイルドな味。甘みはほんのり。上にピンクグレープフルーツのジュレが添えられています。果肉はピンクグレープフルーツと清見オレンジ。柑橘系のさっぱりデザート。こういうの好きです。
そして、スフレチーズケーキ。食べた感じはチーズケーキ。ねっとりしっとりとした食感。濃厚。このスイーツは作り方が面白いんですよ。スフレを一日寝かせて作るんだそう。スフレって焼き立てのフワフワ感を楽しむものじゃない? それを寝かせちゃう。面白いですね。美味しいものを作るには日々研究ですな。
ポット型のクッキーがかわいい(笑)
紅茶はスイーツに合わせて、いちごのフレーバーティーにしました。カップに注いだ瞬間に、いちごの香りがふわっとひろがります。口に含んだときにもいちごの香りと味わいが。フレーバーティーと言うと柑橘系のイメージだったけど、いちごも良いですね。
で、ですね。脇役かもしれないんだけど、僕はヨーグルトクリームが美味しかったんですよ。酒飲みが塩をつまみに日本酒を飲む、じゃないですけど、ヨーグルトクリームをつまみにスイーツを食べていました(笑)
「Cafe shukran(シュクラン)」の紅茶
スイーツプレートを食べ終わったところで、もう少しゆったりしていたい気分。
ここは紅茶にこだわりのあるお店。折角なので、もう1杯。「ニルギリ」を。
最初の一杯がフレーバーティーだったので、オーソドックスなのがいいかなと思って。インドではダージリンとアッサムに並ぶ産地なんですってね。「ニルギリ」。
「ニルギリ」が2種類あったので、「何が違うんですか?」と聞いたら、「一番の違いは農園ですね」とのこと。農園!産地だけじゃなくて、農園!これはこだわりだね。
紅茶本来の味を楽しめます。ほんのりとした苦味を感じる。一杯目はストレートで。二杯目はレモンは入れて。レモンは軽く振るくらいで良いんですって。レモンを入れっ放しにてはダメですよ。すぐ引き上げましょう。僕はレモンが入った方が飲みやすかったかな。飲み口がマイルドになった気がする。
「Cafe shukran(シュクラン)」の感想
こだわりの紅茶、手の込んだスイーツ、美味しかったです。
僕が訪問した時は、当然のように野郎はひとり。妙齢の女性が3人。紅茶好きなんだろうね。オーナーの女性に「やっぱり女性が多いんですか?」と聞くと、「そうですね。でも、男性もいらっしゃいますよ。」とのこと。
「僕はお酒が飲めないから、スイーツ一本でやってるんです!」と言ったら、オーナーさんに笑われてしまった。おっさんも臆せず、行ってみるといいよ!(笑)
すごくゆったりできました。心地よい時間。脳細胞が開いた感じです。
ここでは紅茶が主役。スイーツは紅茶を楽しむための脇役。じっくり紅茶を楽しみましょう!
住所: 東京都荒川区南千住7丁目5-16 2F
営業時間: 土日のみ、完全予約制、3部入替制(①12:00~13:30、②14:00~15:30、③16:00~17:30 (日曜のみ))
ウェブサイト: Cafe Shukran ~カフェ シュクラン~ 【公式】
SNS: 紅茶と焼菓子のcafe Shukran(Instagram)