恵比寿のイタリアン「Trattoria L’astro(トラットリア ラストロ)」のランチコース。前菜は3種の生ハムを使ったサラダ仕立て、パスタはトマトソースの自家製タリアッテレ、メインは牛ホホ肉のワイン煮込み、これにドルチェとドリンクが付きます。お得です!
2023年7月15日(土)。
今日は夜にビジネスコミュニティのイベント。メンバーに会う前に髪の毛を切ってさっぱりしておきたい。美容室は恵比寿。折角、恵比寿に出るなら恵比寿ランチでもするか。
ということで、恵比寿界隈のランチのお店を物色し、発見したのがこのお店。恵比寿のイタリアン「Trattoria L’astro(トラットリア ラストロ)」さん。料理のボリュームがあって、コスパが良いと人気のお店のようです。楽しみです!
「Trattoria L’astro(トラットリア ラストロ)」について
「Trattoria L’astro(トラットリア ラストロ)」は恵比寿にあるイタリア料理店です。
お店の公式サイトには、
素材の旨味を最大限に引き立てた北イタリアの逸品
concept|Trattoria L’astro
マンマの一皿のような優しさと力強い美味しさを
イタリア産ナチュラルワインとともにお楽しみください。
とあります。
シェフはイタリアの最北端・トレンティーノ州で腕を振るっていた方だそう。「北イタリア」というと、チーズを使った料理が思い浮かびますが、果たして…。
アクセス
「トラットリア ラストロ」はJR・東京メトロの恵比寿駅が最寄りです。JR恵比寿駅の東口を出て、山手線の線路を背にして歩いていくと正面に大通り(恵比寿通り)があります。これを右折。みずほ銀行がある、恵比寿駅東口交差点を恵比寿通りに沿って道なりに左折(白金方面へ)。恵比寿四丁目の交差点を左折して、しばらく歩いていくと左手にお店があります。
店舗外観
緑のパラソルが目印。路面店でオープンエアのテラス席もあります。壁一面が窓になっていて開放的な作りのお店です。
店内の雰囲気
窓側にテーブル席、内側にカウンター席。カウンター席の前はオープンキッチンになっています。
このカウンターとカウンター前のケース…。どこかで見覚えがありませんか?
そう。お寿司屋さん!
店内は洋風に改造してありますが、このお店が入る前はお寿司さんだったんじゃないかな(笑)
Trattoria L’astro(トラットリア ラストロ)のランチのメニュー
このお店のランチは2種類。パスタランチ(1,800円)とランチコース(2,900円)。
パスタランチの構成は、
- 前菜
- パスタ
- チーズかドルチェ
- カフェ
ランチコースの構成は、
- 前菜
- パスタ
- メイン
- デザート
- カフェ
ランチコースはパスタランチにメイン料理を加えた構成です(デザートの代わりにチーズは選べませんが)。今回はランチコースにしました。
Trattoria L’astro(トラットリア ラストロ)のランチコース
アミューズ(お通し)
アミューズ(お通し)は、トマトの冷製スープとフォッカッチャ。
前菜の前にお通しが出てきました。ホンの一口ですが、こういうのが嬉しいんですよね。これから食事を始めるぞという準備体制も整います(笑)
スープは薄いオレンジ色。トマトの酸味が感じられます。爽やかで夏らしいスープです。フォッカッチャは焼き立てフワフワ。僕は歯ごたえのあるバゲットより、こっちの方が好きです。
余談ですが、「アミューズ(amuse)」はフランス料理の言い方ですね。イタリアンでお通しは「ストゥッツィキーノ(Stuzzichino)」というようです。
アンティパスト(前菜)
アンティパスト(前菜)は厳選生ハム、サラミの極薄スライスとヴェネツィア風イワシのカルピオーネ サラダ仕立ての盛り合わせ。
前菜から結構なボリューム!生ハム・サラミが3種類。これにイワシのカルピオーネやお豆のトマト煮を加えて、サラダ仕立てにしています。「カルピオーネ」はいわゆる南蛮漬け。北イタリアの郷土料理みたいです。日本人には馴染みのある味。ただ野菜を盛り付けたサラダではなく、ひと手間かけているのが嬉しい。
生ハムはその場で切ってくれます。かなり薄手にスライスするのがこのお店の流儀みたいですね。
プリモピアット(パスタ)
パスタはフレッシュトマトとバジルの自家製タリアッテレ。
平打ち麺の薄べったいタリアッテレだけど、ムチッとした食感があります。ソースはトマトの味が濃厚で、野菜の食感もしっかり残ってる。何より熱々で提供してくれるのが嬉しい。
セコンドピアット(メインの肉料理)
メインの肉料理は国産牛ホホ肉の赤ワイン煮込み、イタリア産ポレンタのチーズ焼き添え。
ホホ肉は良く煮込まれていてホロホロ。ナイフがスッと通る軟らかさ。赤ワインソースはしっかりした味付け。和食の料理なら、「白飯が欲しくなる」と言いたくなるような。最初のフォッカッチャを残しておけばよかったね。
写真左上の四角いパンのような物体が「ポレンタ」の模様。焼きチーズだと思って食べていました(笑)
「ポレンタ」は北イタリアの伝統料理で、とうもろこしの粉を使ったお粥らしい。冷蔵庫で冷やし固めたものを、焼いているんだと思います。サクッとした軽い食感。
ドルチェ(デザート)
デザートはイタリア料理定番のティラミス。
ティラミスも北イタリア発祥のお菓子みたいですね。ココアパウダーがかかった、マスカルポーネのクリーム。下にはコーヒー(エスプレッソ)を浸したスポンジが敷いてある。シンプルなデザートだけど、ホッとする味です。
Trattoria L’astro(トラットリア ラストロ)の感想
リストランテではなく、トラットリア。他のお客さんたちの話し声や笑い声が飛び交っています。騒がしいお店は苦手な僕もこのお店の賑やかな雰囲気は嫌いじゃないです。イタリアの街中の食堂もこんな感じなのかもしれません。テラス席もあり、道路側の壁は全面窓。しかもオープンキッチン。開放感があって、明るい雰囲気のお店ですよ。
ランチはボリューム満点です。北イタリア、寒い地方の料理ということで味付けはしっかり目。満足感があります。次回は北イタリア名産のチーズをふんだんに使った料理も楽しんでみたいですね。
美味しゅうございました。
住所: 東京都渋谷区恵比寿1-22-13 メゾンド・ペルル 1F
電話: 03-3446-7998
営業時間: (昼) 11:30~14:30(L.O.14:00)、(夜)18:00~23:00(L.O.22:00)
定休日 なし
ウェブサイト: Trattoria L’astro
SNS: Trattoria L’astro(Instagram)